当社は、日本郵船株式会社が東北大学、南三陸町、特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパンが協働 する”環境DNA”を用いた魚類調査によるビックデータ「ANEMONE DB(アネモネデータベース)」の海水 サンプリング採取に、日本郵船グループとして協力することと致しました。
環境DNAは、「バケツ一杯の水」から存在する生物の種類や分布が分かる革新的な生物調査で、その手法は 日本で開発されました。「ANEMONE DB」は、日本で確立された環境DNAによるデータベースで“生き物の 天気図”として幅広い業界での利活用が期待されています。 2017年から研究者と市民ボランティア約200名が全国861地点、4,298回に渡り実施してきた環境DNAを用いた魚類調査によるビッグデータとして構築されてきましたが、この度、世界初の試みとして、2022年6月2日からオープンデータとして一般に公開することになり、同日プレスリリースされました。
当社は、常陸那珂~苫小牧航路を運航する「ましう」にて日本近海の海水をサンプリング採取する活動を 通じ、「ANEMONE DB」の更なるデータ拡充と調査範囲の拡大に、日本郵船株式会社とともに貢献していく方針です。
プレスリリース詳細は、下記添付をご覧ください。
日本郵船株式会社のプレスリリースはこちらです。 ⇒ 「ANEMONE DB(アネモネデータベース)」の運用開始