世界的規模で環境問題が大きくクローズアップされる中、環境にやさしい輸送手段として「内航海運」の注目は高まってきています。例えば、エネルギー効率。1トンの貨物を1キロメートル運ぶ「エネルギー消費量」は、貨物トラックの約1/7、CO2排出量は約1/6に抑えることができます。また、近年ドライバー不足が深刻化しているトラック輸送貨物の受け皿としても注目されています。
近海郵船株式会社 環境活動取組方針
近海郵船株式会社は我社の事業が地球環境と深い関連があることから地球規模での環境保全の重要性を深く認識し、環境に優しい船舶運航、輸送サービス・輸送品質の提供と海洋汚染を防止するために安全運航の徹底を図る。
ここに環境方針を定め信頼される海運事業者として社会的貢献に取組むこととする。
環境方針
- 適切な船舶運航と安全輸送が環境保全の第一歩であり最重要課題であることを強く認識して全社一丸となってこれに取り組む。
- 船舶運航と環境保全に関する法令・規則の遵守はもとより『環境マネジメントシステム』を構築し、これを確実に実行する。
- 『環境マネジメントシステム』は定期的、かつ継続的な点検をおこない必要があれば見直し、改善を図る。
- 省資源、省エネルギー、廃棄物削減の定量的な目標を設定又、リサイクルの実施等、環境負荷軽減に努め、環境保全にかかわる最新技術の積極的な導入を図る。
- 従業員各人が環境保全の意識向上に努め、責任と自覚をもって社会が進める環境保全活動に積極的に参加して、環境に関する情報の収集と周知に努め地域と協働して環境保全に努める。
2023年10月1日
近海郵船株式会社
代表取締役社長
関 光太郎
ISO14001:2015認証
当社は、環境保全を企業の社会的責任として捉え、自主的・計画的に環境対策を進めるため、「環境マネジメントシステム」を構築し、近海郵船株式会社・近海郵船北海道株式会社・近郵船舶管理株式会社3社共同で国際規格『ISO14001:2015』認証を取得しました。
今後も、環境に優しい輸送サービスの提供と輸送品質の向上に努めるとともに、海洋汚染を防止するため安全運航の更なる徹底を図り、海運事業者として社会的責任を果たしてまいります。