金刀比羅宮安全祈願
朝9時、気温14度、例年より暖かい中を宿泊所を出発し、
金刀比羅宮本宮へ。
バス通りを歩き表参道へは右に折れるのだが、ここで注意
が必要。駐車場を横切ればショートカットできるのだが、
そこは通らず、表参道には直角に入る。以前、ショートカ
ットした年に海難事故に遭い、それ以来の仕来りだ。
100m程進むといよいよ785段の始まり、ビルに例えると
1階(3m)=16段として約50階分。
本当は786段あるのだが、786(なやむ)は縁起が良くな
いということで途中の本宮手水舎に1段下りるところがあ
るとのこと。
難所が2か所あり、150段辺りの一ノ坂と650段からの本
宮へ向かう最後の坂。その坂を上り切った時には汗びっし
ょりで息が上がる。年々、きつくなってくる。
社務所にて安全祈願とお神楽の申し込みを行うと、昨年ま
では床に着座であったが、受付の巫女さんから「椅子を用
意しますか。」とのありがたいお言葉があり、「お願いしま
す。」と即答。
長年の参拝で格が上がったのか、年齢が上がった為なのか?
暫し休憩の後、寒風厳しい本殿に上がると汗も一気に冷め
毎年のことながら寒さで身が縮む。
グループ会社の商売繁盛と運航船舶の安全祈願を行い、そ
の後、お神楽を奉納。
琴、笛、謡に合わせて2人の巫女さんがゆっくりと舞う。
昨年までの舞とは違い巫女さんの動きが少し多いような気
がする。これも令和バージョンか。
最後にお神酒をいただき、無事安全祈願が完了。
お神楽の最中に風が吹くのは吉兆とのこと。
今年は、3回吹いたので、きっと良い年になるだろう。
<金刀比羅宮>
香川県琴平山の中腹にあり、主たる祭神は、大物主神
(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇。
農業、医療、海上守護の神として古来から御神徳が仰がれ
ている。
(金刀比羅宮HPより抜粋)