大阪からこんにちは!
九月になりましても残暑が相変わらず厳しい大阪ですが、その見どころを紹介していこうと思います。大阪は近世以来、大阪城を中心として天下の台所と呼ばれるほどの商業の大都市として発展してきた街です。シンボルとなっている大阪城ですが、現在残っているのは豊臣氏が築城したものを大坂夏の陣後に埋没させたあとに徳川氏が築城したものです。天守閣はもちろん、西側にある西の丸庭園も春には桜、秋には紅葉で有名です。
そして、天下の台所を支えるのが、江戸時代に商人の手で開削された堀や川です。これらの堀や川が「水の都」として水上交易の物流網を担っていました。現在では当初つくられたほとんどの堀や川は埋め立てられ、橋も撤去されました。ただ「○○橋」という地名はかなり多く、「心斎橋」、「長堀橋」など残っており、東横堀川と道頓堀川の2つはそのまま川として残っています。
道頓堀は今では松竹座やカニ道楽、グリコの看板など大阪を代表する繁華街ですね。
また、大阪城の北側の大川(旧淀川)沿いでは毎年7月に天神祭が行われ奉納花火が打ち上げられています。今年はコロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、来年以降またみられるといいです。皆さんも是非大阪にお越しください。